レーサム(8890)TOB分析
レーサム(8890)の分析。
レーサム 8890 は、不動産会社。非住宅・販売がメインらしい。
オフィスやマンションなどの収益不動産を富裕層向けに組成・販売。
業績はかなりよろしいみたい。
公開買付者は、香港の投資会社Rays Company (Hong Kong) Limited。
実質は親会社のオアシスが主導している模様。
ざっと経緯を流し読みすると、会長の田中氏が健康状態等の理由から引退をしたく、譲渡先を探していたところ、三田証券の仲介があって、オアシスと話がまとまった感じ。
条件について。
買付け価格は、1700円。本日9/22時点の終値1613円。
下限・上限 1836万株(割合:64.21%)。
筆頭株主Power Oneの持ち株と同数で、Power Oneが応募する契約つき。
期間は、2022年9月21日(水)から 2022年11月4日(金)まで(30 営業日)。
三田証券で応募可能。
筆頭株主が応募するので、上限超え成立の想定。
按分がどれ位になるかがポイント。
浮動株が10%に満たないが、堅実に75%が応募されると考えたとき、按分は86%か。
実際は90%もありそう。悪くはないと思う。
ただし、一応筆頭株主が応募しないリスクもあるし、資金効率と期限の利益の面は、アルヒに軍配があがる。そして、三田証券に口座作るのはやだな。使わないと思うし。